BanGDreamとガルパとの出会い

2016年、ラブライブμ’sが紅白出場からのファイナルライブ開催、ラブライブサンシャインの旗揚げなどアニメを中心とするメディアミックス作品の金字塔であったラブライブが大転換期を迎えていました。
(もう10年近く前とは…残酷な時の流れに驚くばかりです。)
当時アニメ見ているとバンドリなるアニメが始まるとのCMがやたら流れておりました。
新たな青春音楽美少女アニメを摂取しない理由はありませんでした。
意気揚々、毎週楽しみに見ていましたが、アニメ自体は普通に面白いじゃん!くらいの感触でした。
作画がなかなか安定せずそっちの方向で少し話題になっていたことを覚えております。まさか10年近く続くコンテンツになるとは当時思いもしませんでした。
ですがですが、
アプリゲームの「バンドリ!ガールズバンドパーティー」リリースでバンドリコンテンツの潮目が変わったように思います。
ガルパとリアルライブ

スマホゲーム黄金期だった当時、コンテンツ的に区切りを迎えていたスクフェスがマンネリ気味だったのは筆者だけではなかったと思います。
そこで彗星の如く登場したのがガルパこと「バンドリ!ガールズバンドパーティー!」です。
スクフェスの差別化としてアニソンカバー楽曲を遊べるスマホ音ゲーというのはアニオタにとってはとても魅力的でした。
見事、ガルパは大ヒット。
筆者自身、ガルパにハマればあとはちょろいものです。
もちろんリアルライブにも参戦したくなります。
ポピパやRoseliaや新バンドRAISE A SUILEN、現地からライビュまでさまざま参戦させていただきました。
特に2019年11月幕張メッセで開催されたRoseliaとRASの合同ライブは忘れられません。19年末もRASのライビュ、2020年2月の静岡エコパアリーナRAS単独ライブへも参戦しました。
RASライブで声が枯れるまで叫び続け、今年もこんな日々が続くと胸躍らせ帰路についた筆者でした。

2020年、西武ドームでポピパ、Roselia、RASのリアルバンドのみならず、アフロ、ハロハピ、パスパレ全バンド集結のライブも決まりバンドリは間違いなく絶頂期を迎えるはずでした。
しかし世界は一変しました。
バンドリを離れ、気づけばまた、バンドリにハマった

2020年未曾有のパンデミックが発生。
未知のウィルスに怯える日々、オリンピックですら異例の延期。
もちろん、西武ドームでのバンドリスペシャルライブは直前に延期となりました。
2015年から積み上げてきた5年間のバンドリ集大成のライブになるはずでした。
チケットが払い戻された時、やり場のない感情がモヤモヤと心をを覆っていきます。
その後も何度かライブやライビュには参加できたものの声出しできないのはなんとも生殺し感というか、心のモヤモヤが晴れることはありませんでした。
当時率先してコロナ禍でもライブを開催してくれていたバンドリでした。
しかし、外野の声も大きくなり、緊急時のエンタメのあり方や、何が安全だの、重症化のリスクはだの、入ってくる情報に疲れて果てた日々が続きました。
そしてコロナによる移動制限や、仕事も多忙になり、バンドリコンテンツから離れていたここ数年でした。
しかし、しかし、
2023年 It’s MyGO!!!! 面白すぎました。
ガールズバンド新時代
2022年暮れ
とあるぼっちギタリストがアニメ界隈に風穴をぶち開けたことは記憶に新しく、やっぱ美少女✖️青春✖️バンドはいいなぁと再認識しました。
ぼざろがガールズバンドアニメに新風を巻き起こしたのは間違いありません。

2023年夏
呪術廻戦2期など大作の裏で、全然話題になっていない美少女青春バンド題材のアニメがありました。
それが「BanGDream It’s MyGO!!!! 」
登場人物全員不器用
ぐちゃぐちゃになりながら迷子でも進んでいく5人の姿に涙しました。

令和という新時代にも、BanG Dream!はガールズバンドの先頭を走っていく、という意気込みを感じる傑作です。
2024年
バンドリコンテンツではありませんが、バンドアニメ「ガールズバンドクライ」が国内外でバズりました。

バンドリシリーズとは少し違い、青春というよりも様々な事情を抱えた5人が壁を乗り越え「バンドで食っていくこと」に着目したアニメでした。
キャラクターの癖も、迷子に負けないくらい強くて見ごたえありです。
ガルクラも、主人公たちのバンド「トゲナシトゲアリ」の楽曲を声優がリアルバンドで演奏する、バンドリが築き上げた文化を踏襲するメディアミックス作品です。
友人に誘われ、TDCホールの3rdに参戦。
楽曲と声優さんのパフォーマンスに圧倒されました。

2025年
なんと、MyGO!!!!!とトゲナシトゲアリの合同ライブが開催。
自分が好きな作品同士がアベンジャーズのように合流するではありませんか。
現地チケットを確保できなかった悔いだけが残りますが、配信で拝見。
最高でした。
自分がBanGDreamから離れている間、コロナ禍の苦しみをスタッフとキャストが乗り越えて、また新しいバンドリを届けてくれたことに心からの尊敬と感謝を伝えたいです。
そしてコロナの苦しい時代も、バンドリをバンドリーマーたちが推し続け、追い続けたことでまた様々なアニメコンテンツが生まれて、歴史が紡がれていきます。
トゲマイ合同ライブは感謝の気持ちと歴史を振り返る機会を与えてくれました。
みんなありがとう。
バンドリありがとう。
2025年はAve Mujicaのアニメがスタート。
ガールズバンドアニメの新時代はまだまだ続きます。
Ave Mujicaと迷子の物語を見届けましょう。

コメント